勝鬘院・愛染堂の主なみどころ |
多宝塔
593年(推古天皇元年)聖徳太子によって創建されました。
戦国時代・石山合戦の際に織田信長によって焼き払われましたが、1597年(慶長二年)豊臣秀吉により再建されました。
塔の内部には、大日大勝金剛尊が安置されている他、極彩色の壁画と柱絵が納められています。(壁画は非公開)
また多宝塔は大阪市最古の木造建造物として、国の重要文化財に指定されております。
(高さ22m、広さ120平方m)
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金堂
金堂には、人々に愛嬌開運を授ける愛染明王が本尊として奉安されており、このことから勝鬘院全体を愛染堂と称すようになりました。
愛染明王の左右には十一面観世音菩薩、勝鬘夫人像、薬師如来などもいらっしゃいます。
金堂は大阪府の指定文化財となっています。 |
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大日大勝金剛尊
白色の蓮華の上に座り、微笑を浮かべ、十二臂(12本の腕)の大日如来さまで、衆生の生死の苦悩を除き、煩悩を打ち砕き、福禄を授けてくださいます。
豊臣秀吉が戦勝祈願のために贅を尽くして造像させたといわれ、勝利開運の守り本尊として、愛染明王とともに広く信仰されております。
この仏様は秘仏となっており、愛染まつり(6月30日〜7月2日)の3日間のみ開帳しております。 |
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愛染まつり・愛染祭り (6月30日〜7月2日)
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愛敬・人気・縁結び、愛染さんの夏祭り。
593年に聖徳太子が開いた日本最古の夏祭りとして知られ、住吉大社、天神祭に並び、大阪3大夏祭りの一つで、浪速に夏の訪れを告げる風物詩とされています。
紅白の布と愛染かつらの花などで飾った宝恵駕籠に浴衣姿の愛染娘を乗せ「愛染さんじゃホエカゴ」の掛け声とともに練り歩く宝恵かごパレードが人気。
四天王寺管長猊下と、一山高徳僧侶たちによる厄除開運・良縁成就の大法要。芸能大会や祭り囃子などが演じられ、約250の夜店が立ち並びます。 |
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